# CMMI
Capability Maturity Model Integration (能力成熟度モデル統合)
組織の業務プロセスを適切に管理するための指針。
# 成熟度レベル
業務プロセスの成熟度についてCMMIが定めている5つのレベル。
- 初期(Initial)
- 場当たり的で混沌としている
- プロジェクトの成功が個人の能力に依存する
- 超過労働、危機へ対処するプロセスの欠如
- 多くの場合、予算や期限をオーバーする
- 管理された(Managed)
- 目標や計画が文書化されている
- 過去の成功を反復できる
- 予算や期限をオーバーするリスクは依然として存在する
- 定義された(Defined)
- 業務プロセスが標準化されている
- 標準化されたプロセスが必要に応じて改善される
- 定量的に管理された(Quantitatively Managed)
- 実績が統計的に管理されている
- 実績により、結果が定量的に予測できる
- 最適化している(Optimizing)
- プロセスを改善する定量的な目標が継続的に定められる
上位のレベルは下位のレベルの上に成り立つ。