# CMMI

Capability Maturity Model Integration (能力成熟度モデル統合)

組織の業務プロセスを適切に管理するための指針。

# 成熟度レベル

業務プロセスの成熟度についてCMMIが定めている5つのレベル。

  1. 初期(Initial)
    • 場当たり的で混沌としている
    • プロジェクトの成功が個人の能力に依存する
    • 超過労働、危機へ対処するプロセスの欠如
    • 多くの場合、予算や期限をオーバーする
  2. 管理された(Managed)
    • 目標や計画が文書化されている
    • 過去の成功を反復できる
    • 予算や期限をオーバーするリスクは依然として存在する
  3. 定義された(Defined)
    • 業務プロセスが標準化されている
    • 標準化されたプロセスが必要に応じて改善される
  4. 定量的に管理された(Quantitatively Managed)
    • 実績が統計的に管理されている
    • 実績により、結果が定量的に予測できる
  5. 最適化している(Optimizing)
    • プロセスを改善する定量的な目標が継続的に定められる

上位のレベルは下位のレベルの上に成り立つ。

Last Updated: 7/5/2022, 3:27:22 PM