# PPM
プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(Product Portfolio Management)
資源配分の優先順位を決定する手法。
# 占有率 高 / 成長率 高 「花形」
利益が大きいが、競合も多いため、継続的な投資が必要。
シェアを維持できればいずれ「金のなる木」になるが、維持できないと「負け犬」になる。
# 占有率 高 / 成長率 低 「金のなる木」
市場の拡大が見込めないため、投資は最小限にする。
安定した利益が得られるため、ここから得た資源を他の事業に分配する。
# 占有率 低 / 成長率 高 「問題児」
成長率が高く、将来的に「花形」になる可能性がある。
ただ、シェアを拡大するには多額の投資が必要。
成長率が下がり始めると「負け犬」となるため、投資継続/撤退の判断が難しい。
# 占有率 低 / 成長率 低 「負け犬」
利益が見込めないため、撤退を検討する。
複数の事業を行っていることが前提のフレームワークなので、そうでない企業で無理に当てはめても効果は薄い。
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