# PPM

プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(Product Portfolio Management)

資源配分の優先順位を決定する手法。

# 占有率 高 / 成長率 高 「花形」

利益が大きいが、競合も多いため、継続的な投資が必要。
シェアを維持できればいずれ「金のなる木」になるが、維持できないと「負け犬」になる。

# 占有率 高 / 成長率 低 「金のなる木」

市場の拡大が見込めないため、投資は最小限にする。
安定した利益が得られるため、ここから得た資源を他の事業に分配する。

# 占有率 低 / 成長率 高 「問題児」

成長率が高く、将来的に「花形」になる可能性がある。
ただ、シェアを拡大するには多額の投資が必要。
成長率が下がり始めると「負け犬」となるため、投資継続/撤退の判断が難しい。

# 占有率 低 / 成長率 低 「負け犬」

利益が見込めないため、撤退を検討する。


複数の事業を行っていることが前提のフレームワークなので、そうでない企業で無理に当てはめても効果は薄い。

# 関連

  • ビジネススクリーン
  • バリューボートフォリオ
  • アドバンテージマトリクス
  • 技術ポートフォリオ
Last Updated: 7/5/2022, 3:27:22 PM